みなさま、新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。2023年のスマホ倶楽部としての活動で1番の出来事は、東海地方の14市町村にわたって、活動範囲を広げることができたことだと思います。【活動市町村 順不同】愛知県名古屋市・瀬戸市・小牧市・一宮市・稲沢市・安城市・東海市・知多市・大府市・常滑市・半田市・東浦町・阿久比町・岐阜県岐阜市
当倶楽部で活動する講師・アシスタント含め30名が、各地元や近隣の市町村へと活動いたしました。
また、当倶楽部のLINE会員数が1600名(1月3日時点で1692名)を突破したことも、大きな出来事でございました!誠にありがとうございますm(_ _)mさかのぼること3年前、まだ立上げの頃の活動では、講師は数名で、100人前後の(LINE)会員しかおらず、地元の有識者や自治体関係者からは『発展性・継続性に乏しい活動』と言う酷評も受け、地元の応援も受けられないままに活動を続けておりました。
スマホで困っている方(高齢者の方)の声、『もっと学びたい!』と言う意欲ある声を受け取りつつも、1年目から活動資金不足に陥り、思うように活動ができないときもありましたが、
『この活動は発展・継続さねばならない!』
そう思い続けてやってきた講師やアシスタントのメンバーとも話し合って、地元以外の地域に出向いて協力者を探すところから始めました。
そんな中、『総務省デジタル活用支援推進事業』と言う、国の事業の公募を見つけました。
総務省デジタル活用支援事業とは・・・高齢者などのデジタル活用の不安を解消するために、スマートフォンを活用したオンライン行政手続などの助言や相談を行う講習会を推進する事業です。
この事業で活動資金が作れる…!
しかし、この事業を行うためには審査があり、企画書作成のために自治体職員の方と念入りに打ち合わせる事や、協力企業を募ることが必要なのですが、そこを何とか乗り越えて、昨年(2023年)は13市町村でエントリーし、全ての市町村で採択をいただけました。
▶2023年は、約120日のスマホ講習会を実施できました
それだけではなく、私共の活動に共感いただける自治体職員様や、地域貢献する企業様と出会い、語り合って企画し、事例を作り、飛び出してわずか2年の活動で、総務省主催の『地域DX推進セミナー』と言う大きな発表の場で講演することもできました。
▶2023年7月24日に開催◀名古屋市中区栄 ナゴヤイノベーターズガレージ共催:総務省 東海総合通信局「地域で考える高齢者向けスマホ講習会のすすめ」~誰一人取り残されないデジタル化を実現させるために~
▼ 発表資料の一部です ▼
このセミナーに発表できたことで実感したのは、『私たちの活動が社会的に認められた』と言うこと。そして、国も私たちと同じように『市町村ごとの熱量(取り組み)の差』に悩みを抱えていたと言うことでした。また、下記のスライドのように、『学び続けらる環境作り』に大変共感をいただき、総務省の方とも様々な意見交換ができるようになりました。
今年の目標は、先ずは今この記事を読んでくださっている会員様のサービス満足度を上げること、そしてこのスマホ講習会活動を、より地域密着型で、みなさんに広く平等に行き届くようにすること。そして『継続性・発展性がない』と他人事のように酷評するような担当者の座っている席に、私たちが立つか、できればその方々にも活動を手伝っていただくことであると思っています。
デジタル社会の入り口はまだ始まったばかりですし、これから起こりうる社会課題の解決を、微力ながらも行っていく事が使命だと思い、今年も活動に励んで参りたいと思います。
ご当地スマホ俱楽部協会 スタッフ一同
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